塩釜水産物仲卸市場を訪問。 市場の建物自体は無事だったが、 津波や震災の影響は周辺の建物に随所に見られる。 この事からすると、市場の建物は、 「奇跡的」に残されたといえるのかもしれない。 「いかがですか!」 売り場の叔父 …
海からはかなり離れた場所である。 ここにも津波は川をすさまじい勢いで掛け上ってきた。 途中、水産工場を破壊。 加工を待つ魚がさらに上流の地域一体にばら撒かれ… 現在はそれを狙う鳥たちの羽ばたく光景と、 魚が腐敗した匂いが …
あるはずのないいくつもの光景が広がっていた。 巨大な船が陸に上がりいくつも連なる。 コンビニは中身が粉々になり、倉庫はがらんどう。 ガソリンスタンドは屋根を剥ぎ取られ、 いまだガソリンが流れ出していた。 ただただ無言で、 …
市街地も、やはり人を呑み込むほどの水に襲われたが、 建物はほとんど残された。 ウォーターラインが被災の深刻さを物語る。 地元の方々とボランティアとが協働で洗浄していた。 黙々と器を洗う店の関係者とボランティア。 近いうち …
避難所内を訪問。 散髪、炊き出し、医療… 避難所の中で、ボランティアが活躍していた。 ここで活動するNGOのNICCOは、 学生ボランティアの活動期間を「1週間」と期限を切り、 やり過ぎないよう配慮しているとのことです。 …
この光景に一同、無言となる。 バスの中では、NGOリーダーの解説と、 シャッター音だけが響き渡っていた。
気仙沼駅周辺の模様。 これは震災前ではない。 今回の調査時の風景である。 この光景だけを見れば、 震災・津波が全くなかったかのようだ。 駅周辺は高台で被害が及ばなかったとの、 お見上げ屋さんの話だった。 ただ。 この話を …
高台の商工物流団地に設置された、 役場、ボランティアセンター、避難所など。 役場は仮設プレハブ作り。 避難所には、情報を伝える掲示板。 体育館には物資の山。 「足りない」の大合唱により、 全国の善意による物資の山が築かれ …
志津川の被災の全貌。 瓦礫撤去作業の重機の作業の音、 あとは車の音。 それだけしかない。 生活音がない。
移動中に遭遇した現地の状況。 言葉もない。 これでもだいぶ瓦礫は少なくなってきたという。 津波は川を上ってきた…