市街地も、やはり人を呑み込むほどの水に襲われたが、
建物はほとんど残された。
ウォーターラインが被災の深刻さを物語る。
地元の方々とボランティアとが協働で洗浄していた。
黙々と器を洗う店の関係者とボランティア。
近いうちに店に明かりが灯る日が来るのだろう。
避難所を必要としない、住宅が残った方々は、
周辺の店が被災によって閉まっており、
食事などの確保に難がある。
避難所に配給を取りに行くよう促すものの、
「申し訳ない」と考える人が少なくないという。
ちなみにこの地域の吉野屋では長い列が見られた。
特段にここだけおいしいということではなく、
巡回カーで無料で牛丼を配布しているとのことだった。