私が委員長を務める
市民生活委員会に関わるいくつかの事件。
昨日、朝の議会開会前にあわただしく
打ち合わせのために市民生活委員を回っていると。
私を捕まえんばかりの勢いで、
行政の担当者が話をする。
「今、住民基本台帳のシステムがダウンしています」
住民票をとるなどの住基システムが停止し、
実際に利用者に不利益が生じているという。
本日の朝刊では、予備電源も自動起動せず、
約630人の人が利用できなかったそうだ。
この件に合わせて。
その昨日の朝のあわただしい時間に、
さらに別の行政職員に呼び止められ、
「ちょっといいですか」
と報告を受ける。
「新治ファミリーランドでレジオネラ菌が出ました」
この保養施設では、4月に同菌が検出されたばかり。
再発防止に努めるのではなかったか。
隠ぺいするのではなく、
問題をすぐに報告する姿勢は了とするが、
4月に起きたことが繰り返されるのは、
いただけない。
施設の管理運営を委託されていた指定管理者が、
マニュアル通りに仕事を
行なっていなかったことが原因らしい。
この問題は、
指定管理者という民間の団体に公の仕事を任せる際の、
行政のチェックの在り方などにも関わる問題。
さらには。
先日、大きく新聞報道された
「ドンキホーテ火災」の件。
この量販店の大規模火災では、
3人の従業員がお亡くなりになった。
大変痛ましい事件だ。
現在、放火容疑で市内在住の女性が起訴され、
東京高裁で控訴審が行なわれている。
この裁判とは別に、
この火災における消防隊員の対応をめぐり、
遺族が市を提訴していた。
先日、地裁での判決が出たが、遺族は控訴。
まずは、一連の事件について、
とくに消防が訴えられている裁判の経緯について、
議会として把握しておく必要性を感じている。
以上の3件。
どれもが重要な事件。
この14日の午後の市民生活委員会の中で
担当者の職員から報告を受ける準備をしている。