• 「猫の手貸します」

【議員活動の終了と今後の人生について】

2023.5.1

昨日(2023年4月30日)をもって、議員の任期が終了しました。4月9日の「落選」という選挙結果を受け、間髪入れずに私は「議員活動の第一線からの引退」を表明しました。つまり今後においては自分が立候補をすることは無い、ということです。これまで、あまりにも多くの方に支えていただきましたこと、まずはこの場を借りてお礼を申し上げます。

引退表明に対し、「3045票への責任は?」「焦らずにじっくり考えればいい」「引退は逃げではないか」「捲土重来を期せ」等々の叱咤激励の言葉が続々と届きました。また、私の今や今後を心配したり、激励したりの連絡が今日もまだ届いています。「こうなるなら、もっと動けばよかった」「なんと声を掛けていいかわからなかった」など、こちらが恐縮してしまうほどの言葉も少なくありません。これらの言葉にも感謝しかありません。

政治家の出処進退に関する言葉は最も重いものです。撤回すれば即政治不信につながるわけです。それを重々承知してのものであり、軽々に発した言葉ではないことを、ぜひご理解いただきたく思います。はっきりと明言し退路を断つことで、新たな挑戦への道に進みやすくなる面もあります。むしろ今後の人生に向けて、想像を膨らませて気持ちが昂っているところです。

私は、これまで公務に身を置いてきた際に届いた期待や、蓄積された責任から逃れるつもりはありません。むしろ、立場は変わっても、異なるアプローチで社会や政治に向き合い、役割を果たしていきたい、と改めて決意を固めています。議員活動を通じて、多くの方々との知古を得ることができました。これは今後も何かを為すための縁であり、混沌と曇り模様の未来社会に向けて、そのご縁を積極的に活用して課題解決や新たな創造を生み出すことに繋げていきたいと考えているところです。

振り返れば、「悔いなき人生を歩みたい」と高卒直後に空手修行の道に入り、その後、市民活動に関わった流れで1999年27歳の時に、浦和市議会議員に初当選。2001年29歳で合併反対の立場を踏まえてさいたま市誕生の合併時に議員辞職。2年の深夜コンビニバイトを経て、2003年31歳でさいたま市初の選挙において2期目の当選。以後、継続して当選を果たし、結果的には計6期22年に渡り議員を務めてきました。

落選確定後の20日間。荷物の整理とともに、過去を振り返る時間を得ました。随分いろいろとあった22年間だったなあ、と実感しました。

写真は2009年、清水市長が初当選して直後。秋に当時の会派で実施した「事業仕分け」の事前説明を、会派報告会でしている時のもの。恥ずかしながら、口を尖らせて、興奮して話している姿が滲み出ています。ともすれば「税金泥棒」と揶揄され、議会改革と言えば「議員定数・報酬・政務活動費の削減」「海外視察の廃止」等である、という認識があまりにも世の中に広がっていると痛感します。そんな中おいて、さいたま市議会が「機能する議会」へと生まれ変わることこそ、最も目指したい目標でした。そのために、まずは自らの所属する会派が先頭を切って力強い行政監視役を務め、納税者への責任を果たし信頼を獲得する…という無我夢中の想いで行動していたことを思い出しました。

ただ、これを含め、議会内でのことは、表に出ると政局に直結します。市長サイドにまで波及することを念頭に、言いたいこともできるだけ抑制的になるよう振る舞いました。公務の任を解かれた今後は、差し支えない範囲で過去を振り返り、広くお伝えしていきたい、と考えています。

くり返しになりますが、ここで私自身の議員活動は終了します。落選という代償を得ましたが、それでも自らの拘りを貫くことができ、20年を超えて矜持を保つことができました。組織や団体に依存せず、想いを届ける方式の政治・選挙活動にこだわる私のスタイルに対して、期待し応えてくださった有権者の存在無くしては為しえなかったことであり、身近な民主主義の畑耕しを共同作業で取り組めたことは最も貴重な経験となりました。議会内では、思い切った言動を積み重ねることが出来ました。悔いはありません。この経験において得たものは、今後の私の人生の中で社会に対し、お返しをしていきたいと考えています。

今後については、「あれも」「これも」やりたい、という願望レベルのイメージが思い浮かぶ中、それはそれで楽しみが広がる一方、現実生活を成り立たせるための収入をどう得ていくのかという具体策にまでは至っていない状態です。せっかく22年も公務を務めさせていただいたので、どこかに就職して会社員に、ということでなく、これまでの活動の延長に身を置いて、様々なことに挑戦することから始めてみよう、と考えているところです。

なので、小まめに私の「新たな人生への挑戦」の模様を、広くに発信しながら多くの方々に共有してもらい、時には一緒に行動を共にしてもらう、というようなイメージで考えています。見捨てられないように、「良い人」になるよう努力しないと…。

そんなことで、下記に「これまで」「これから」を整理して記します。

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 これまで

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●土井の人生のプロフィール

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 議員活動

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●議員活動の変遷

https://www.facebook.com/doih.net/posts/537596191745038

●議会での発言

▶さいたま市議会web「インターネット議会中継」

https://saitama-city.stream.jfit.co.jp/…

▶さいたま市議会web「会議録検索システム」

https://ssp.kaigiroku.net/tenant/saitama/SpTop.html

※「検索」をクリックし「発言者」から「土井裕之」を選んでいただきますと、これまで平成15年以降土井が本会議・委員会において発言した記録が記されています。

●2023年「さいたま市議選」公約

●2019-2023「市政検証」

https://doih.net/…/2023/03/20230303_4years_20192023A3.pdf

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 今後について

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●議員活動の延長

▶「61番目の議員」として「#さいたま市政ウォッチ」を発信

https://twitter.com/…/%E3%81%95%E3%81%84%E3%81%9F%E3%81…

⇒Twitterにおいて発信

▶地域政党「挑戦の総括」ほか

https://saitamamirai.jp/

⇒さいたま市政における地域政党を設立した挑戦は、決して筋違いではなかった。火を消さぬよう取り組みたい。

▶各種政治活動

⇒さいたま市を含む日本社会全体への視点で考えを発信したり行動したり。

⇒「さきがけ新塾」の事務局長として引き続き活動

⇒「さきがけの5綱領」「転換期の社会・政治変革」「いざという時に鎖国のできる国づくり」

●空手・太極拳

▶空手道功武館

https://www.facebook.com/profile.php?id=100083027064255

⇒ライフワーク、子供たちの指導など

▶太極拳

http://saitaikyo.3zoku.com/index.html

⇒梨陽太極拳教室にて学んでいる

⇒将来は関係資格を取得して介護予防などの事業を目指したい。

●個人事業

▶各種事業への挑戦

⇒これまでの人脈や関係性などと通じ、様々な事業に挑戦してみたい。

⇒例えば「広報」「研修」などなど。

⇒法人格も「個人事業主」「会社」など、展開によっては様々考えたい。

⇒各種資格の取得も視野に入れねば。

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 今後の情報発信

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●リニューアルしたメルマガ発信

▶メルマガの発行(週1回を目指す)

⇒ doi@doih.net

●Twitter/Instagram/Facebook/TIKTOKなど

▶外への広がりや汎用性を考えるとTwitterをメインに発信する。

▶「#さいたま市政ウォッチ」はTwitterで。

⇒各種イベントや事業などの情報は随時それぞれの媒体で発信する

⇒TIKTOKは各種問題も指摘されているので、慎重に活用する

以上。


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