• 「猫の手貸します」

「3・11」は人生に大きな影響を与える出来事となった。

2011年、選挙投票日を1ヶ月後に控えたこの日。
東日本大震災が発生し、その次の日には福島原発事故が発生。
防災専門家の早坂都議とともに、発災当日に車に飛び乗り、
翌日岩沼市の沿岸に到着。一面潮の香りの水面を呆然と眺める方々を横目に人命救助に入る。
ご遺体に手を合わせ、必ず持ち場のさいたま市政に還元することを誓った。
福島原発事故では、
先の見えない避難、小さな子を持つ親たちの苦悩。
歴史的な災害と事故に遭遇し、
この教訓を胸に最優先で取り組む決意を持って選挙に臨んだ。
そして4期目の当選
その後、被災地には頻繁に足を運び、成果を議会で質すなど努めた。
新任期においては、無所属議員などが集まり
「改革フォーラムさいたま市議団」を結成し、私は幹事長に就任。
2013年5月の市長選挙では、再選を目指す清水市長を応援
行政改革など新たな時代を切り開く市政の継続を後押しした。
対する自民・公明公認の候補を、清水市長が大差で破り市政の継続となった。
この4年間は、多くの民間人から声をかけられ、社会貢献のための取り組みをともに進めてきた
直接的には「3・11」が人々の心を動かしたのだろう。行政に依存するのではなく、
自分の足で立つ気概を持って社会変革を目指す方々との共同作業に、未来の光を見た。