• 「猫の手貸します」

テレビを見て衝撃を受けた。
日本の森林が、他国の人たちに
次々に購入されているという。
土地の所有権のない中国人の富裕層が、
日本の土地を購入していく姿が映し出されていた。
北海道に別荘を建設すると、
すぐさま完売するという。
表札には中国人の名前が並んでいる。
中国人だけではない。
森林の所有者のリストを見ると、
アメリカやイギリスの国籍も見られる。
私たちが知らないだけで、
すでに事態はかなり進行していたのだ。
言うまでもないが、日本では、
土地の所有権は個人に認められている。
しかし、この点も、
こうした事態を受け、
再考する必要があるのかもしれない。
なぜ日本ではなかなか価値が認められない森林が、
次々に外国人に購入されていくのか。
どうも、水資源という観点があるらしい。
世界中の水戦争の余波に巻き込まれているようだ。
つまり水源が、
他国の人たちに次々に抑えられているということだ。
自分たちの国土にある資源が、
自分たちで使用できなくなることの恐怖感を感じた。
北海道ではすでに、
この水資源の確保に関する対応をしていく、
との議会での答弁があったというが、
日本国内を安全保障上の観点から、
総点検し、迅速な対応をしていかなければならない。
数少ない日本の資源である水が、
「ただ」で「無限」ではなくなる時代が、
ヒタヒタと迫ってきている。