• 変わらず ブレず 前へ 未来へ。

「稼ぐ行政」を目指す。
この財政が厳しい折に、
こんな視点は自ずと重要となる。
稼ぐといえば、経済局の得意分野。
さいたま市の経済局では、
企業誘致や中小企業支援など、
様々な取り組みが行なわれている。
その中でも「テクニカルブランド認証事業」は、
掛けた金額との見合いでは、
大きな効果を上げている、といえる。
先日この事業について、
インターン生がヒアリングをしたいとの意向があり、
そこに同席する機会があったので、
担当から話を聞いた。
テクニカルブランド認証事業とは何か。
厳しい目で税金の使途を見てきた私でも、
この事業はその効果を含めて、
一目おいている。
この事業を一言でいうと、
技術のある企業の保証を市が行なう、
というもの。
技術を持つ市内企業を募集。
応募した複数の企業を、
企業家や大学教授、会計士ら
専門家が審査会を構成し審査。
まだ2008年に始まったばかりであるが、
今年まで30社を認定している。
認定のメリットは何か。
一つには、特に中小企業は、
公の機関のお墨付きを得ていることから、
信用が保証される点がある。
また、グローバルな大企業も認定されているため、
これもまた対外的に自らの地位の向上に役立つ。
この認証を受けた企業同士の取引も始まってるし、
就職先として、優秀な人材が
認証企業を選択してくれるケースもあるという。
このテクニカルブランド認証事業は、
今後も注目していきたい。
もう一つ。
経済局の職員の姿勢も、
これまでの行政にはない積極性を感じている。
もともと企業支援とは、
国や県の役割で基礎自治体では、
商店街活性化の一環で街路灯を設置するくらいだった。
ところが政令市となって、
本格的な企業支援が始まった。
試行錯誤でここまで来たという。
行政が苦手な分野は、
外郭団体の産業創造財団が担う。
経済担当の職員は、
皆、比較的説明をしようと積極的に見える。
想像するに、民間企業で実績を
上げている人たちと接しているうちに、
従来の公務員像を返上するような
雰囲気ができてきているのではないか。
経済分野の重要性は、
財政収入の増だけではなく、
雇用の面からも重要性を帯びてくるだろう。
今後のこの事業や経済局に注目していくとともに、
経済政策について私自身も深めていきたい。