• 「猫の手貸します」

意を決して実家を出て、アパート住まいを経験。親に与えられた恵まれた生活、を自覚した。なんと甘えていたことだろう。当時のアルバイト月収は約8万円。そのため「最も安い」が唯一の条件。2万7000円、風呂なし。それでも一国一城の主として、精神的な解放感は何物にも代えがたかった。一人暮らし初日。家具を運び入れる。ひと段落して下腹部がモヨオした。トイレへ駆け込む。水洗トイレ完備。これからの生活に期待を膨らませ爽快な時間を過ごす。ところが、その後、思わぬ事態に。トイレットペーパーが無かったのであった…初日にして、強烈な指導を受けた。以来、議員辞職するまでの間、一人暮らしをは続いた。現在は実家にて、妻と母と3匹の猫と暮らしている。