• 「猫の手貸します」

「フリーター」の走りだったのかもしれない。生活の糧を得ることが大前提だが、単なるお金を稼ぐ場、ではなく、何かに挑戦する場として職場を選んだ。空手の時間を優先しつつ、生活の糧を稼ぐための仕事をアルバイトに求めた。高校卒業間際の「夜間の野菜の仕分け作業(夜中~朝)」にはじまり、「警備員」「コンビニ店員」「神棚の搬入・陳列」「野菜の袋詰め」「ヤッチャ場(野菜市場)での野菜の仕分け」「喫茶レストランの厨房」…。 多くの人と出会い、かけがえのない社会勉強の時間となった。