• 「猫の手貸します」

6月議会を振り返っての最後に。
一連の混乱する議会。
そうは言っても。
これが悪いのかといえば、
私はむしろ好意的だ。
「混乱」とすると誤解を招くかもしれない。
むしろ「活性化」だと言える。
議員と行政の事前のほぼ完全な根回し。
これで過半数を占める与党的議員と
行政の間で物事が決められ、
その枠外の議員が一方的に発言をしていた時代の議会。
これを「ツンドラ」(永久凍土)と呼ぶ人もいる。
この頃に比べ、
今は議員相互に、
お互いが自らの主張を強く打ち出す。
いつしか実力主義の流れ、
議員として本来求められている役割を果たす
空気感が漂い始めている。
もちろん党利党略的なところも散見されるし、
行政の提案した案件の是非に関する
議論の範囲にとどまっている。
他の議員の批判というよりも
自戒を込めてのことだ。
まだまだである。
でも、今後の「機能する議会」に向けて、
大いに歓迎すべき混乱だと受け止めている。
こうした「混乱」はまだまだ続く。
6月議会が終わったばかりだが、
既に9月議会に臨むべく準備を始めている。
来年4月のことを
心配してくださる方が多数いらっしゃることは
大変ありがたい。
ただ。
まずはこの任期を責任を
持って全うすることが最優先であり、
それが私を議会に送ってくださった方々への
最大の感謝の意思表示でもある。
その気持ちを忘れず今後も議会に臨みたい。