• 変わらず ブレず 前へ 未来へ。

ここで6月議会を振り返りたい。
議案の詳細や会議録等は、
さいたま市HPをご覧ください。
さいたま市HP
http://www.city.saitama.jp/gikai.html
また、私の採決態度については、
会派HPをご覧ください。
民主党・無所属の会HP
http://www.minshu-mushozoku.jp/
さて。以下は、私個人の責任で記すもの。
この6月議会。
例によって、その開会前からあわただしく始まりまった。
昨年新市長が誕生した余波は、
いまだ継続し、この議会でもその流れをくんで、
最後まで読めない緊張感が漂っていた。
出番は少なくとも、
いつでもどんなことでも対応できるように、
と、いつも以上に議会運営関連本を
会派の仲間と読みあさり、
様々な準備を毎日継続していたしていたこともあり、
何かと疲労感の漂う会期だった。
この6月議会。
特に議会内の見解が分かれたのが、
●敬老祝い金支給の支給年齢上げ
●学校警備員の削減
●岩槻ワッツビルへの区役所移転
の案件です。
敬老祝い金。
一定の年齢になったら
現金を祝い金として支給するというもの。
私はこのご時世、
この事業は早期に「廃止」するべき、
またはその方向に一歩でも進むべき、
という立場だ。
審議の結果。
結局、支給年齢を引き上げる、
つまり事業総額の引き下げを
するための条例案が、
賛成少数で否決された。
現金給付からサービス給付へ。
この行政改革の基本的な流れが、
なかなか進んでいかない。
また学校警備員の削減に関する補正予算。
これも、現状維持の内容の請願が採択され、
予算を柔軟に運用していく流れになった。
上記2件はいずれも利害関係者からの大きな反対、
それに連なる議会勢力の反対、
という流れで否決されたもの。
行政改革の一環として
削減など見直しの第一歩だっただけに、
市長の行政改革の流れを支持するものとして、
大変残念な結果だった。
敬老祝い金は、補正予算が市長から提案されて議決され、
今年は支給されることとなったが、
賛成多数の附帯決議で「見直し」の担保をとり、
学校警備員も2学期できるところからの削減、
と柔軟に運用されることとなった。
この2つのケースから。
行政改革の難しさ。
これを率直に実感している。
以前も記したように、
行政改革、廃止や削減といった予算額のマイナスは、
得てして利害関係者からの激しい反発を招くこととなる。
その利害関係者を支持母体とする議会内の勢力は、
その流れを汲み、行政改革に踏み出す流れを妨げる。
こうした一般的な傾向がある。
さいたまい議会のケースでも、
今行なわれているの参議院選挙や
来年の統一地方選挙の存在が
大いに影響していることは、
無関係ではないだろう。
会期中の議会内でも、
まことしやかに聞こえてきたものだ。
最後は、このような構図で議会が抵抗勢力となる。
「数の力」という現実がある。
しかし、ここは時代の要請に応えなければならない。
政治の役割はこの時代の声に耳を傾けること。
今、次の時代への転換点。
行政のこれまでの姿を抜本的に見直す時期だ。
新市長が圧倒的得票で当選したのも、
多くの市民がそれを期待した結果だろう。
もしいま行政改革に舵を切ることができれば、
将来にわたりソフトランディングで、
このさいたま市という巨大な自治体の未来を、
切り開くことができるはず。
そのためには今一度、
行政改革の実現性を重視した、
その進め方に工夫が必要とされる。
それは行革を一丁目一番地にしている清水市長も、
議会内の行革勢力である私たちも、
真剣に再考していかなければならない。。
市民への説明の仕方。
議会への提案の仕方、
削減に至るプロセスに細心の注意を払い、
進めなければ実現が困難なのが、
この行政改革の本質。
今議会での一連の否決等にまつわる話は、
提案した市長も反省材料があるだろう。
誠実に丁寧に説明をすれば、
きっと最後は市民に理解して頂ける。
このプロセスこと行政改革の命ともいえる。
その市民の理解を経て、
議会の新陳代謝が進めば、
きっとその先には、
新たな信頼されうる議会を生み出すこともできるはずだ。
私はそんなことを展望し、
議会内部の行政改革推進勢力の一員として、
今後も少数であっても
言動を続けていくことを、
ここに改めて記しておきたい。
岩槻ワッツへの区役所移転の件は【中編】に。