すでに新聞報道もされている。
盆栽美術館が、開館以来25日目にして
入場者数が一万人を超えたという。
5億円の購入、
美術館の建設に対する箱モノ批判、
盆栽枯死、
そして館長の就任辞退騒動…
これ以外にも様々な盆栽をめぐる話が、
噂も含めて聞こえてきた。
盆栽振興を所管する市民生活委員会の、
委員長という立場だっただけに、
その実感はなお強い。
前途多難。
そんな言葉がぴったりの状況でスタートした。
これだけの前倒しでの入場者数は、
館長の問題がむしろ話題を呼んだのかもしれない。
ただ、これからが大事な時期だ。
連休中の5月3日〜6日まで「大盆栽まつり」があり、
相当な数の入場者が期待できる。
その後である。
この流れを所与のものとせず、
積極的な振興に努めなくてはならない。
市長の決断で庁内横断の
プロジェクトチームが立ち上った。
担当職員や組合関係者の方々は、
気を抜かずに、さらなる環境整備に努めていただきたい。
市民生活委員会では、
連休明けにこの一連の流れを調査する機会を設ける予定でいる。
私たち議員も応分の責任を果たしていかなくてはならないと、
気を引き締めていきたい。