• 「猫の手貸します」

dfd316f7.jpgこの花粉症、必ずや克服して見せるワイ!と意気込み。「鼻滝流」(土井作)で発症して以来、一貫して医者・薬には頼らず生きていこうと心に決め、この30路の後半生を歩んでまいりました。写真は、そんな私への、優しさあふれる柔らかいティッシュのプレゼント。別の意味で鼻滝流となるところでした。

そんな私ですが、座して甘んじていたわけではありません。イクタの各種実験を繰り返してきました。ここで一つの到達点にたどり着いた次第です。その報告です。

花粉症の本質は過剰免疫。免疫君に罪はないどころか、感謝しなければならない。身体を守ってくれているのです。その免疫君に少しご遠慮願う方法。それが私の対処方法です。

一番の苦痛は、朝起きた瞬間の疲労感と喉の感想による痛み。原因はいずれも、鼻の奥がつまり、鼻呼吸ができなくなるために、口呼吸により息苦しさで夜中に何度も目が覚めてしまうなど、眠りが浅くなるとともに、一年で乾燥の激しいこの時期に、喉がカラカラに渇き、粘膜が喉の表面を守れず、引いては風邪の菌を体内に侵入させてしまうのではないでしょうか。

毎年恒例のこの現象をどうもこんなふうに分析し、仮説を立てて実験開始。イクタの涙を乗り越え、ついに、たどり着きました。

まず、加湿器口元集中策。強烈なカシツキはやがて部屋のカビ発生に道を開いてしまうので、小さい加湿器を口元におき、ひたすら横川を向いて眠りのポジションをとります。これでセーフティーネットはOK。

その上で、昨日成功を納めたのが、鼻の穴へのベポラップ塗布。「塗布」などというと、仰々しいのですが、ペボラップというスースーするの塗り薬を綿棒につけ、ひたすら鼻の奥に塗りつけるのです。すると。何と言うことでしょう〜。2、3分ですっかり鼻呼吸が戻りました。あれだけ何時間も詰まっていたのに。いやはや効果的面です。

一つの気掛かりは、それでも鼻水は出ていて、ベポラップを喉のほうに流していくことです。朝までは持ちましたからすべて流されることはないようですが、体内にこの塗り薬が入ることが果たしていいものか…ということで、真似なさらないようにしてください。いずれ人類の花粉症に苦しむ方々に使用していただけるよう、熱い思いで実験を続けています。