• 「猫の手貸します」

盆栽枯死の件について、
市民生活委員会にて調査がスタートしたことは、
当ブログに記した。

今回の調査とは、整理すると以下のようなものだ。

●今年7月に市所有の盆栽のうち1つの枯死を確認。
●原因は「コガネ虫」であったと報告があった。
●他の4鉢は何らかの理由で葉が枯れてしまい、
 そのうち2鉢が枯死してしまった。
●こちらの原因は銅版の屋根と報告されている。
●真相究明・責任の所在の明確化などを行なっていく。

以上の件に合わせ、
●市が現在所有している99鉢の盆栽の今後の管理
について、
●再発防止策の確認と徹底を行なっていく。

これらが、今回の盆栽に関する調査の狙いである。

調査には第一義的に、
●議会本会議で全議員で一致して議決。
●その根拠は、地方自治法第98項第1項の「検査」を適用
するとともに、
●委員会に独自に有する「所管事務調査権」による「調査」
を加味して進めていく。

つまり「検査」(書面の検査)と「調査」を行なう。
だから厳密には「検査・調査」となるわけだが、
私の発信においては、
便宜的に広義の「調査」とする。

この件は、
議会から市民生活委員会に委任されたもの。

議会全体として、
今回の盆栽枯死の件を
重く受け止めているという意思表示であり、
それとともに、
行政任せにせず自ら調査に踏み出す、
という議会改革の意思の現れでもある。

このプロセスと結果により、
●盆栽への文化振興
●議会改革への取り組み
が下手をすれば危機に陥るし、
しっかりとできれば、
市民の信頼を獲得することにもつながる。

そんな大局的視点でこの調査に臨んでいる。

ところで。

私はこの調査を任された
市民生活委員会の委員長という立場である。

委員長は、
「公正・中立な立場」に立った
委員会の運営を要請されている。

そのため、
随時このブログでも情報をお伝えしたいのだが、
運営の関係で調査の進展の状況に合わせて
差し支えない情報しか流すことはできない。

その分。

委員会の調査が、
市民に信頼されるような結果が導き出せるよう、
最善を尽くしたい。

随時、報告していく。