• 「猫の手貸します」

9月議会がはじまった。

この議会。

もっとも力を注ぐのは、
「盆栽の枯死」問題についての調査。

これに加え、
市民生活委員会の所管事項調査項目である
「消費者行政」の調査のスタート。

それに、決算委員会での審査。
私の担当は
「保健福祉」分野と「建設水道」分野。

ほかにもちろん議案・請願審査がある。

市長選の余韻もまだまだ飛び出してくるだろう。

それにしても。

委員長という要職に就任し、
また議会運営委員会の理事という立場に立ち、
確実に増えたものがある。

それは「調整のための時間」だ。

一人で活動している時は、
ほとんど必要のない時間。

それが複数の意向を一つにまとめる作業は、
そのために時間もエネルギーも相当必要とする。

議会は合議機関。
さいたま市議会には64人の議員がいる。

それぞれの議員個人が、
選挙において自分の名前を
有権者に書いていただいたことを考えれば、
極端にいえば、
64通りの意見が存在することとなる。

これを一つにまとめるのも議会の役割だ。

そこで、民主主義とは何か。

さまざまな角度から
民主主義が語られることがある。

一つには自由な発言の機会を保証し、
「表現の自由」や「少数意見の尊重」
を民主主義の特徴と言う。

さらには、多様なの考えを一つにまとめ、
最終的に決定する作業も民主主議の特徴だ。

どちらも民主主義。

私は「入口」と「出口」と位置付けている。

民による発信を入口とすれば、
民による決定を出口とする。

私は今、議会という民主主義の
体現されている場において挑戦の連続だ。

そしてそれは何より新鮮な経験となっている。

  ★  ★  ★

9月1日(火)

●早朝、「盆栽」「消費者行政」など調査
●午前、市民生活委員会打ち合わせ。
●議案に関するレクチャー
●午後、会派の(仮)「予算提案」についての会議
●議会対応について調整・打ち合わせ
●夜、議会にて資料整理など

9月2日(水)

●早朝、議会関係の調査
●午前、会派会議
●議会運営委員会・理事会
●議会運営委員会
●本会議
●昼、会派会議
●午後、会派内意見書の取りまとめ。
●議会に関する調査
●夜、消費者行政について調査