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d4a062b8.jpg北九州市担当職員より、「自治基本条例」「予算編成過程の公開」について聞く。

いずれも北橋市長のマニフェストに記されたもので、政治主導の取り組みとなる。

さいたま市においても、清水市長がこの二つをマニフェストに記しているため、議会としても少なからぬ責任を有していることをみこしての視察である。

1-自治基本条例

自治体の憲法といわれるこの条例の策定は、現在検討委員会の最終報告が終了した時点。今後、条例制定に向けて動き出す。北九州の最終報告の内容には、前文を公募市民が作成したり、市長等の宣誓規程を設けるなど、オリジナリティがある。ただ、議会の関わりはこれから。市長と距離を置く議員が多いため、策定への道のりは平坦ではないようだ。

2-予算編成過程の公開

予算は議会の議決を経て初めて公開の対象となるのであり、編成過程は「意思形成過程」として閉ざされてきた。自治体の根幹を成すのは「予算」といっても過言ではない。そして今、情報公開の時代。改革派の首長が次々に編成過程の公開に踏み出すこととなった。

北九州市は、政令市では札幌市についで二番目の公開。現に札幌市の取り組みを参考に実施したという。今回の視察で如実に現れていたが、これほど行政職員が嫌がることは無い。これこそ政治主導の最たる案件だ。現在それほど市民の関心を呼んでいるわけではないという。「まずは(焦らずに)小さく産むこと」とのアドバイスをもらった。民主主義の成熟には欠かせない案件だと認識している。