• 「猫の手貸します」

新型インフルエンザの騒ぎは、
いったい何だったのか。

まだ終わったわけではないのだが、
最近は鎮静化している感がある。

メキシコ発の豚インフルエンザが、
どうも「新型インフルエンザらしい」
ということになり、
WHOのフェーズの引き上げなどもあって、
日本でも一時期、騒然としていた。
テレビも新聞もトップニュースとして報じた。

私が話を聞いた行政関係者も、
最初はメキシコで死者があれだけ出るとは、
と心中は穏やかではなかったようだ。

鎮静化しているという中で、
まだ渦中にあるのが「発熱相談センター」。

さいたま市にも設置されている。
保健師が24時間体制で対応している。

相談センターへの相談の件数は、
その時々で大きく変化する。

国内患者の発生時や、
埼玉県内の患者発生時には
それまで2桁の相談件数が、
一気に3桁に伸びる、という。

さいたま市内で発生した際には、
相談件数は4桁に?
そんな予感をさせる状況が続く。

こうした状況がまだ続いており、
保健師は疲労がたまっているという。

しかし、相談する人を責めるわけにはいかない。
切実な想いから、
電話をかけている人がほとんどなのだろう。

政府が、
どの時点で安全宣言を出すか、
の判断も難しいだろう。

「弱毒性」とはいっても、
誰かの命にかかわる可能性はあるし、
38度以上の熱が出るために、
やはり社会・経済には少なからず影響が出る。

今後もしばらく関係者には、
気の抜けない状況が続きそうだ。

ところで。

お亡くなりになった方には気の毒だが、
今回の一連の騒動は、
「弱毒性(低病原性)」でよかったともいえる。

逆に強毒性(高病原性)である
H5N1の鳥インフルエンザ
でなくてよかったとも思う。

その今日毒性インフルエンザの世界的流行の前に、
今回のメキシコ発のインフルエンザの流行は、
行動計画や対処する体制について、
現実的な面から検証しなおす機会を提供してもらった、
と捉えることもできるだろう。

この新型インフルエンザは、
「危機管理」的要素が強いものだ。
だからこそ、いざというときには
行政が前面に出て対処することとなる。

今、私たち政治の立場でできることは、
その前の段階の「備え」の点検だ。

今回のケースを一度振り返り、
課題を整理しておきたいと思う。

       ★

6月1日

●午前、自宅にて事務作業など
●午後、行革特別委員会
●議会にて調査(事務事業評価表/新型インフルエンザ)
●夜、行革特別委有志との懇親

6月2日

●早朝、自宅にて事務作業など
●午前〜午後、吉田ゆうと市長候補予定者(横須賀市)応援
●夜、自宅にて事務作業など

6月3日

●午前、自宅にて事務作業など
●午後、議会にて事務作業など
●夜、自宅にて事務作業など

6月4日

●午前、立教大学の授業にて講演
 議員の果たす役割など
●午後〜、自宅にて市政レポート原稿作成

6月5日

●〜午前、自宅にて市政レポート原稿作成
●午後、会派政調会議
●夕、市政レポート校了
●夜、市長選関係者との懇親

6月6〜7日

●2日間は全日、自宅にて資料整理・事務作業

6月8日

●午前、自宅にて事務作業など
●午後〜夜、自民党・政策棚卸し傍聴
●明大大学院青山先生授業
●明大大学院関係者との懇親

6月9日

●早朝、駅立ち(南浦和駅東口)
●午前、自宅にて事務作業など
●午後〜夜、議会にて事務作業など
●夜、自宅にて事務作業など