ある年のお正月。
その人は、次の衆議院選挙のために、
地元のあいさつ回りをしていた。
都議会議員や地元の有志たちとともに。
餅つきなど、にぎやかな新年会。
確かにその人はその場所に来ていた。
しかし。
しばらくすると、いなくなってしまった。
いくら探してもいない。
同行した都議らは、
時間いっぱい挨拶をして、
その場所を後にした。
帰途に着こうと車に戻った時。
その人は、車の中にいた。
そして、その手には本が握られていた。
地元あいさつ回りはそこそこにして、
寸時の時間を惜しんで学んでいる、
というエピソードであった。
その人―
与謝野馨大臣である。
麻生内閣の評価は、
もはや、ここで触れる必要はないだろう。
今日、与謝野大臣は、
中川大臣の後任の兼務を引き受けた。
麻生内閣の支持率は最低の領域に入った。
それに輪をかける中川大臣の
二転三転の上での辞任劇。
この後を引き受けるのは、
誰しもが抵抗を覚えるだろう。
勇気のいることだ。
まさに火中の栗を拾う行為である。
でも、言い訳をせずに引き受ける。
幕末の自民党にも、
このような覚悟の政治家がいることを、
改めて示すこととなった。
常に研鑽を積み、
いざという時には勇気をもって行動する。
こんな姿勢に大いに学びたいものだ。
★
2月16日
●早朝、自宅にて2月議会準備など
●午前、総合政策委員会、会派内委員打ち合わせ
●会派会議
●総合政策委員会
…質疑「特殊勤務手当」「新市庁舎基金」など
●午後、総合政策委員会、打ち合わせ
●〜夜、議会にて2月議会準備など
●自宅にて、2月議会準備など
2月17日
●早朝、自宅にて2月議会準備など
●午前、総合政策委員会
…討論・採決「新市庁舎基金」のみ賛否分かれる。
私は賛成。老朽化著しく、
耐震化していない。
いつかは建て替える必要があるとすれば、
突然財政支出を単年度の枠内で行うよりも、
基金という貯金をしておいて、
財政負担を平準化し安定化させることが必要となる。
そんな趣旨で賛成。
決して大規模建設に、
無謀に賛成したりということではない。
●午後、議会にて2月議会準備など
●会派会議
●〜夜、議会にて2月議会準備など
●自宅にて2月議会準備