「現場が最先端なんですよ」
民間団体の児童自立支援施設の職員の言葉。
各種児童施設を渡り歩いてきたその人の言葉は、
説得力があった。
つまりは学者や専門家は、
起きたことをまとめ、
整理し、教えてくれるが、
現実は常にそれを超えている。
誰にも想定しえないことが日常に起きている、
ということ。
そもそも一人ひとりの子どもの事情が異なる。
普段は屈託のない笑顔の普通の子どもたちだが、
その子どもの不確定な行動が、
職員の肉体・精神に大きな影響を
及ぼしているケースが少なくない。
学校での事件、怪我、その他…
ここでは書けない出来事も多数聞いている。
昔は「一列に並べ!」の命令方式で
なんとか大人数を少数の職員で見てきたが、
いまやその方式は人権尊重の流れを受けて姿を消した。
私も、これまで児童養護施設や自立支援施設、
その他の各種現場を見てきた。
また、自身も空手道場での
現場で様々なケースを見ている。
言うほど簡単なことではない。
複雑で深刻な事態が現場では生じている。
それも頻繁に。
子どもの環境の話だけではない。
高齢者介護や障害者、貧困の支援…
どれをとっても、
現場で起きていることはもっとも先を行っている。
私たち議員は、
行政職員からの間接的な言葉を聞き、
現場を把握することが多い。
その際には、
聞いただけでわかった気になってしまう。
自らを戒めなければ、と思う。
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12月7日
●午前、自宅にて事務整理・議会準備など
●午後、大谷口地区避難所運営委員会準備会
●夜、知人との懇親
12月8日
●午前、会派会議
●総合政策委員会
…討論・採決。
議案は、産科医の待遇改善、
中小企業の融資制度などについて。
食肉市場の議案について賛否分かれる。
私は「賛成」。
反対理由は「競争原理の導入への懸念」
…研究テーマである
「地域振興に資する観光政策について」
の意見交換など。
●午後、議会にて事務作業・議会準備など。
●夜、市民との懇親。
12月9日
●午前、総合政策委員会
●午後、議会にて事務作業など。
●夜、明大大学院関係者との懇親
…国際的銀行の職員にサブプライム問題の本質を聞いたり、
大学職員に昨今の就職情報を聞いたり。
12月10日
●午前、自宅にて事務作業など
●議会運営委員会・傍聴。
●午後、議会改革・牛山先生講演
●夜、クリの家(児童自立支援施設・NPO)
…ボランティアに入ることに。
後日の宿泊のための顔合わせの食事。
12月11日
●早朝、自宅にて議会準備など
●午前、会派内、予算委員会・委員会議
●午後、予算委員会「中小企業支援」「新型インフルエンザ」