「ノルウェーの夜は何時からだか解かりますか」
私は目の前の数人の人たちに聞く。
「夜8時かな」「夜9時でしょう」「夕方6時?」…
答えは「午後4時」。
今年8月に明大大学院の有志で訪問した
ノルウェーの視察にて、
フログン市議会を傍聴した。
「夜間に開かれる議会」と聞いていたから、
私も「日本時間の夜」だと思い込んでいた。
しかし、午後4時30分より、
議会は開会されたのだった。
つまり、ノルウェーでの夜間議会とは、
この時間からスタートする。
この見学の体験は、その後、
私にとって、
様々なことへの考えを導き出した。
特に、日本社会の仕事時間の長さ。
ノルウェーは、9時から4時が働く時間だ。
日本は、下手をすると、
8時30分から7時ごろである。
それに満員電車に揺られての帰宅である。
これでは夜の時間はヘトヘト。
これで家庭や地域の時間を持つことは困難であろう。
グローバル経済の過酷な時期に入り、
困難だといわれそうだが、
それでも働きすぎのこの状況の改善は、
社会の正常化や持続性を期する意味で、
必要不可欠なことだと考えている。
ノルウェー時間とまでは言わないが、
せめて夜の余力が残されているような時間が
確保できていることが理想なのだと思う。
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12月16日(日)
●明大大学院・論文作成
●空手道場・クリスマスパーティ
●道場関係者との懇親
12月17日(月)
●12月議会・準備
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●12月議会・準備
●市民との懇談
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