• 「猫の手貸します」

子ども虐待防止のキャンペーンが行なわれている。
「オレンジリボン運動」という。

今年5月に市内で起きた親による子どもへの虐待事件。
地裁判決が11月8日に出たことが新聞報道されていた。

虐待の問題の「解決」は、
子どもを「施設に保護する」ことではない。
これは緊急避難に過ぎない。

親子が穏便に生活できる状況をどう取り戻していくか。
これほど困難なことは無いが、
「解決」と言うならば、
ここまでを視野に入れなければならない。

現在、厚生労働省では、
施設退所後、半年間の支援するプログラムなどを
盛り込んだガイドラインを作成中だ。
試行錯誤が続いている。

現場にいる専門家は、
今この時も、子どものために奮闘している。
人生をすり減らしている、
という言葉が大げさでないほど、
深刻な事態である。

ふと、先日お会いした
札幌市トモエ学園の園長の姿が目に浮かんだ。
現代の心のヤミに果敢に挑戦する幼稚園である。
母親が子どもとともに登園するという特徴を持つ。
子どもの問題は親の問題であるというのだ。

虐待の問題も、いじめも、その他の犯罪も、
各種の問題が一つの原因の上にあるのかもしれない。
そろそろ大局的な視点をもって、
ことの解決に臨まなくてはならない時期なのではないか。
そんなことを考えている。

11月8日(木)

●この日は一日自宅にて書類と格闘。
 一歩も外に出ず!

11月9日(金)

●未明から事務書類整理と会議準備
●午前〜午後、会派にて予算提案のための会議(長い長い会議だった…)
●支援者のお通夜
●自宅にて書類整理など