9月13日(木)
政治の混乱が顕著になった。
ある人に言わせれば、
この混乱は90年初頭の
細川政権誕生前後から続いているものだという。
非自民政権の誕生、
55年体制下では想像もできなかった自社さ連立、
森首相の低支持率、
小泉首相の誕生、
そして安部政権発足後の混乱に告ぐ混乱…。
一つの流れで見ていくならば、
●グローバル化の進行
●「政治と金」に対する有権者の厳しい姿勢
●長年の行政主導に対する政治家の主体性の確立
といった志向で動いているように見える。
これから自民党の新首相が決まる。
しかし、これらの一連の流れは一層加速するだろう。
新首相がこれらに的確に対応できなければ、
たちまち退場を迫られる。
それは単に首相だけではなく、
自民党自体が、である。
政権交代、それも連立によるものではなく、
単独での戦後初めての政治状況が生まれることとなる。
ただ、そうなったとしても、
民主党もまた、
「民主党を積極的に選択した」というより、
「自民党では無いほうを選択した」
ことによる政権の奪取であって、
基盤は磐石とはとてもいえない。
この混乱は日本の政治において、
必然性の高いもので、
しばらくは混沌とした状況が続くことが予想される。
変化の空気は地方議会でも強く感じている。
政治に携わる者として、
すごい時代に生きているものだと思う。
そして、激流に呑み込まれないよう、
自分の足でしっかり立っていたいと改めて思う。
■早朝
▼9月議会準備
環境経済委員会の準備。
■午前
▼無所属の会・会議
各委員会の議案の確認。
▼環境経済委員会
議案2本の審議と議案外質問。
議案については、
?土壌汚染の土地の除去に係る作業の補正予算
?と畜場(牛や豚)のボイラー導入のための補正予算
を審議した。
?は、土壌汚染の取り除き方、
汚染への対応の費用負担や責任の所在、
住民への情報提供、などが主な質問事項。
この件では、担当課は、
汚染の事実を知った後、
住民への情報提供については、
HPに掲載することのみにとどめていた。
住民の不安を取り除くことが必要である。
危険に対し、率直に住民への情報提供に努め、
早急に汚染に対応して除去作業するのが行政の最たる役割だ。
「情報提供のあり方については、今回を教訓に検討していく」
とのこと。
?は、3600万円という金額の妥当性について、
見積もりを精査をしたとのこと。
両議案とも、すべての委員が原案の通り賛成。
議案外質問では、
低公害車の普及促進についてきた。
さいたま市では、
天然ガス自動車の普及に努めている。
実際に普及した数としては少ないし、
ガス・ステーションの数も少ないことから
今後の推進への意思について聞く。
進めていくという。
また、電気自動車やプラグインハイブリッド車、
バイオエタノール車などは動向を見守るとのこと。
▼無所属の会・会議
▼議会にて事務作業
■夜
▼明大大学院・学生との懇親