• 変わらず ブレず 前へ 未来へ。

9月12日(水)

安部首相が突然の辞任表明。
「なぜこのタイミングなのか」という気持ちは
報道されている通り。

政治家になれば、
いつでも要職を務め、
重要な判断・決断をしなければならない
場面が訪れる可能性がある。
だからこそ責任を背負う覚悟が求められている。

おそらく、安部さんは、
この責任を背負い続けることを逃れたかった。
それが今回の辞任表明の根底にあるのだろうと思われる。

この姿勢は、
首相という最高責任者の適正を欠いているだけではなく、
政治家としての資質を問われかねない性格のものだと思う。

この場面でテロや災害などがあったら、
より一層の混乱状況と成るだろう。

最高責任者不在を
自らの判断で招いてしまったことは問題であるし、
退くならばそのタイミングはいくつかあったはずである。

究極を言えば、
総理を引き受けないという選択肢もあったはずだ。

政治家にとって退くタイミングは、
最初の段階から織り込んでおかなければならない。

私も政治に携わる立場であり、
人のことを言っている場合ではない。

今回の安部首相の一連の振舞いから、
責任を引き受ける心構えの大切さや、
退くタイミングなどについて、
改めて自らに問いかける機会としている。

夜中に細目でまどろんでいる猫の姿を横目に見ながら、
こんなことを考えているところです。

■早朝
▼9月議会準備
環境経済委員会の準備。

■午前
▼MCD訪問。
当社は、広告事業を通じて、
公共サービスを提供しようという会社である。

フランスにある本社の取り組みを含め、
今回日本での事業展開の状況や、
その可能性をヒアリングする機会を持った。

率直な感想として、
これこそ官民の強みを活かした
協働の有効な事例ではないかと感じた。

行政の金銭的な負担は無い。
行政は所有している土地について、
当社に広告を掲示する権利を与える。

当社は、その引き換えにバス停の設置をしたり、
レンタル自転車の整備をしたり、
という公共サービスをその地域に対して提供する。

財政が厳しい時代ならではのアイデアである。

広告板の設置を条件に、
屋根付きでデザイン性に優れたバス停の設置をしたり、
移動手段の自転車の配備やメンテナンスを行なうのである。

当社は、収益を広告収入を通じて得る。
初期投資はインフラ整備を伴うため、
額は大きいが20年の年月をかけるなど、
長い年月を経て、
回収するなどして事業を行なっている。

フランスの本社のJCDは、
リヨン・パリ(フランス)・ブラッセル(ベルギー)などで、
すでに事業の実績を残す企業である。
40年の歴史がある会社だ。

バス停の事業は、
すでに国内でも普及している。
横浜市や福岡市、名古屋市などで実際に取り入れられている。

世界でも大手は3社しかなく、
当社は日本では、
ほぼシェアのほとんどをカバーしているのが現状だ。

日本国内のいたるところで氾濫する屋外広告。
これに対し、当社はこれを街並みに合わせて
おしゃれなデザインを加味して設置していく。
広告のイメージが一変する。

公共サービスとして特筆すべき点は、
郊外の人の少ない地域も、
人の多い地域とパッケージ化して広告の機会を売ることにより、
その対象とできる点だ。

つまり、広告板のついたバス停などを設置する場所は、
必ずしも人通りの多い「広告の効果の高い場所」に限らない、
と言うことだ。

「多いところ」と「少ないところ」をパッケージにし、
買うか買わないかをスポンサーに判断してもらう。
スポンサーは「多いところ」だけを選択することが
できないこととなっているのだ。

これは当社の「均質な公共サービスの提供」
というコンセプトから導き出された手法であるという。

そういえば、先日訪れたベルギーでは、
実際にJCDの設置した広告板を見てきた。

歩道がきれいに整備されている印象。
広告も雑然とあるのではなく、
限られたところにきれいに掲示されていたことを思い出した。

ともかく、実際に見てみてください。

MCDecaux(エム・シー・ドゥコー) HP

■午後
▼さいたま市と畜場・視察
今議会で提出されている議案のうち、
私の所属する環境経済委員会に付託されている議案は2本。

市長提出議案議案(さいたま市HPより)

そのうちの一つが、
と畜場の「施設修繕」を行なうというもの。

と畜場に訪問すると場長が迎えてくれた。
今回、ボイラーが不安定となったため、
新規のものを導入するそのための補正予算だそうだ。

これまで使用していたボイラー
▲既設ボイラー(新規と併用して使用していく)

新ボイラーはここに設置する
▲新規のボイラーはその隣の設備を取り除いて設置する

9年の償却期間が予定されていたが、
8年間で温度が不安定な状況となったための緊急措置だという。

使用する刃物を殺菌する場合、
83度以上の熱が必要だが、
その温度を確保するのに不安定な状況となっていたそうだ。

右の刃物をいれるところの蒸気の熱の温度の安定的供給が目的
▲右の白い部分が刃物を殺菌する部分

近年の「食の安全」の流れから、
より徹底した作業工程の管理が求められているという。

現在のところ特段の問題は無いようだが、
導入費用の3600万円が適正かどうか、
導入自体は適正かどうか、
など明日の議案審議まで、
さらに調査を進めてみたい。

ちなみに、ここは牛や豚をさばき、
肉の塊にする施設である。

私たちはスーパーや飲食店で、
その肉の塊を食するだけにとどまっている。
今回、話を聞いていると、
当然、牛のさばく場面についての生々しい描写が耳に入る。

いかにそうしたことを知らないのか、
と無知を恥じるとともに、
一度別の機会に実際の作業現場も
目にしておかなければならないと思った。

当たり前だが、
最初から「肉の塊」ではない。
牛や豚といった
実際に生きている動物の命をいただいているのである。

▼指扇土壌汚染現場視察
こちらも議案の一つ。

「西区大字指扇字五味貝戸498、499」で
環境基準を超えた
●シス-1,2-ジクロロエチレン、
●テトラクロロエチレン
●トリクロロエチレン

が検出されたため、
土壌汚染対策法に基づく指定区域をし、
土壌を汚染している物資の除去作業を行なう。
そのための助成費用が計上されいているものだ。
来年にかけて7500万円が計上されている。

土壌汚染現場の現状
▲土壌汚染現場

ここはもともと民間の商業が行なわれていた場所である。
また、住民への直接の情報提供がなかったことが、
住民の不安をもたらした旨の報道がなされている。
責任の所在や情報提供の面での課題が見える。

土壌はシートで覆われている
▲土壌にはカバーがかけられている

囲いが切れていた
▲囲いが切れている(進入が容易に可能)

明日の審議においては、
●金額の適正さ
●助成は誰に対して行うものか
●責任の所在とその追及は
●住民への情報提供
●現在の安全確保策
●現場の管理状況

などの点について確認をしてみたいと思う。

■夜
▼9月議会準備
資料の読み込みなど