• 「猫の手貸します」

戦時中に起きた沖縄の集団自殺。
これについて軍命があったかどうか、
教科書の掲載をめぐって問題となっているようです。

私は、その事実は実際にあった、
と考えています。

沖縄の参議院選挙においては、
与党・野党の両候補とも同様の見解を示していることが、
これを裏付けています。

歴史的事実は、
正確に後世に残していくべきですから、
もし教科書検定の段階で削除するとしたら、
私は賛同できません。

分権時代に入り、
この教科書検定制度自体も
見直す時期に来ているのかも知れません。

ところで。

沖縄のこの問題を考えていた時に、
この4月の選挙の際に聞いた衝撃的な話を思い出しました。

終戦時、旧浦和市域であった話です。
話をしてくれた初老の女性がまだ子どもころの出来事。

天皇陛下からの終戦の宣言が終わった時だったでしょうか。
その時、小学生くらいの子どもたちは誰彼なく集まり、
防空壕に行ったといいます。

戦時中、いつも子どもたちで行っていた場所。

「いま考えれば、そこで子どもたち同士で自殺をしていたかもしれない」
そんなことをその女性は言っていました。
「集まったのは、自決をするためだった」と。
リーダー格の少年の号令でそこに行ったそうです。

なぜ思い留まったのか。
確か「大人の人がストップをかけたからだ」
と聞いた記憶がありますが、
いずれにしても、この地域も例外なく、
戦争のひずみが子どもたちにまで及んでいた、
という事実を私に突きつけるエピソードでした。

   ★   ★   ★

7月9日(月)

■午前〜午後
▼財政自主研
財政健全化法、民間化について。
いま進められている民間化においては、
モニタリングにコストをかけなければならない。

■夜
▼お通夜
支持してくださった方の奥さんがお亡くなりになった。

▼明大大学院 青山先生
東京近郊の飛行場について。
世界の都市のうち、
世界の重要機関がおかれる都市は、
例外なく空港が近いところにある。

日本では、成田空港は遠いところにあり、
羽田は韓国・中国の一部にようやく開かれたところだ。
他国の都市でも東京へのニーズは大きいが、
成田は許容量を越えているため、
日本との直行便を結べないでいるという。

これがいかに日本の社会や経済に
大きな影響を与えているかは言うまでもない。

現在、米軍の横田基地を民間に開放できないか、
と東京都が交渉しているのも、
こうした事情が背景にある。

▼ロンドン等視察打ち合わせ

7月10日(火)

■午前〜午後
▼資料整理など。

■夜
▼お通夜
お亡くなりになったのは、
元市議の芳賀義宜さんだ。
まだ55歳だった。

市議選に出馬することも当初は考えていたそうだが、
病気療養のため、断念したと聞いていた。

立場は異なっていたが、
同じ方向を見ることができる方だと思っていただけに、
残念でならない。

7月11日(水)

■午前〜午後
▼無所属の会・会議
5時間にも及んだ会議。
途中、業者との打ち合わせ2件。
昼ごはんは15分。

政務調査費の使途などじっくり話し合った。

■夜
▼青山先生を囲んでの懇親
明大大学院教授の青山先生が埼玉に講演に来ていたため、
その後の時間で先生におつき合いいただいたものだ。

都庁職員としての経験の一端をお話しいただくなど、
有意義な時間だった。

先生は一人、埼京線の大宮ホームへ消えていった。

7月12日(木)

■午前〜午後
▼いろいろと雑用など

■夜
▼道場

7月13日(金)

■全日
▼原稿書きなど