• 「猫の手貸します」

2月4日(日)

■午前〜午後
▼明大大学院「地域政治研究」牛山先生
住民投票、直接請求、
市町村合併にいついてや地域政治について。

■夜
▼明大大学院・懇親

この日をもって、
明大大学院ガバナンス研究科の
一年目の授業がすべて終了した。

振り返ると「文字文字文字…」の一年間だった。

そもそもこの大学院に入学する2つの理由は、
①体系的な、最新の知識・情報を取り入れる。
②自分自身の考えが、どんな位置にあるのか試してみたい。
といったことだった。

多くの優秀で志ある仲間に恵まれ、
有意義な時間を過ごすことができた。

教授陣も個性派ぞろいで現場経験者が多く、
痒いところに手が届く授業は、
市政に即役立てる内容が少なくなかった。

ニューヨークやニューオリンズ、
韓国などの視察をすることができたのも、
有意義な経験であった。

ニューオリンズでは現地の市議との懇談の機会を持った。
秘書が2人いたが、公費での登用だという。
議会のあり方、民主主義のあり方は国や地域によって異なる。
それぞれ民主主義の形には個性があることを実感した。

このような公共政策に関わる
社会人向けの大学院は増えてきている。
すでに日本社会は、
ドラッカーの言う「知識社会」となっている。
知識・情報が社会や経済を動かしている。
私たちが学生時代だけではなく、
継続学習が求められる時代を象徴している。

私たち議員は、
行政のチェックを役割の一つとして要請されている。
しかし、ほとんどが詳しい知識を持つことなく
議員になるケースが多い。

時に行政職員に「教えてもらう」関係となって、
チェックをする緊張感を失うケースが存在する。

自らの主体性を確立するためには、
当大学院のような体系的な知識や手法を
身につけることのできる機会は、
なくてはならないものだと考えている。

次の一年は、より専門的な研究になるが、
引き続いて「文字文字文字…」の時間に臨みたい。