1月20日(土)
■午前
●原稿書き
■午後
●友人との懇談
近況の報告に加えて、教育などの話。
民間委託などのやり方については、
さすが民間で働くものとして
しっかりした考えを持っていた。
■夜
●所沢民権塾
特別に所沢で開催された民権塾。
講師は田中秀征先生。
今回は集団的自衛権と集団安全保障についてや、
小泉首相が見せた政治家としての決断力、
官権と民権の話など。
特に「官権と民権」の話は熱を帯びていた。
誰が一番大事なことを決めているのか。
日本の国の意思決定構造は、
実質的に官僚が決定するものである。
政治家が決定することになっているものの、
ほぼ追認となっている。
そもそも現場からの情報が、
上司である大臣(政治家)にあがらないというのだ。
戦前、ジャーナリストの第一人者として
言論活動を続けた石橋湛山首相は、
「行政改革の根本主義」で
すでに当時、この構造を指摘していた。
いまだ当時の構造から変わっていないということだ。
イラク戦争の開戦支持や常任理事国入り、
集団的自衛権への解釈改憲など、
外務省の考えに対し
政治家が主体性を発揮できていない状況だ。
もっと「民」(選挙で選ばれた者)が
責任を負う構造に転換しなければならない。
むしろ昭和20年から30年代にかけての政治家は、
自ら決断していたという。
地方政治においても傾聴に値する言葉だった。