• 「猫の手貸します」

10月30日(月)

■午前
●資料整理

●教育市民委員会の請願審査準備

●教育市民委員会
行政からの報告と請願の審査。

行政の報告は、
①住民基本台帳閲覧制限のその後の対応について。
 …法律改正、議会での条例廃止を受け、事務取扱要領を策定。
②交通計画(素案)
 …高齢者・交差点・自転車をキーワードに対策。
  近々パブリックコメントにかけられる
③辻南小学校
 …来年4月より開校。

請願審査については、
審査した3本とも
「教育基本法を変えてはならない」
という内容。
私は、慎重な審議を求めるが
「一切手をつけてはならない」
という立場には立たないため、
請願には「不採択」を主張した。

教育基本法については、
7月6日の教育市民委員会での
請願審議でも言及している。
7月6日ブログ

ちなみに、
法律により国民に愛国心を求めるのは、筋違いだと思う。
愛国心は心の中から湧き上がってくるものであり、
法律でそれを持つことを求めるのは、違和感を感じる。

国に対する想いやその表し方は、
それぞれの人ごとに異なっていいものだ。
それを一律にしようとしていること自体、間違っている。

また、愛国心が不足しているから
教育分野の各種の問題が発生している、
といわんばかりの考えはおかしい。

これは社会の大きな変化、
私たちの価値観の多様性、
元々存在していた問題の顕在化、
などの要素が複雑に絡み合って現出しているものである。
愛国心の是非が争点ではない。

むしろ、個々の問題に様々な主体が関わり、
課題に対応していくことで
解決を模索する時代だと考えている。
基本法の議論にエネルギーを割くよりは、
個々の問題解決へのエネルギーを割くほうが、
よほど解決に近づくのではないか、と思っている。

■お昼
●無所属の会・会議
情報交換など。

■午後
●応急手当講習
議員を対象にしての応急手当講習。
消防局職員が説明と実践・指導。

私たち議員は、
汗をかきながら人工呼吸やAEDの使用の講習を受けた。

消防局担当・電話:048-829-7921

■夜
●明大大学院 シンポジウム打ち合わせ

●明大大学院「自治体経営研究」ほか 青山先生
墨田区にまちづくりの提案をした
青山ゼミ(大学院ではなく大学)の大学生による、
提案内容の説明。

斬新で興味深い内容。
区長はこの提案を前向きに受け止めているようだ。
タワーの誘致が決定した墨田区は、
大きく変わるだろうか。楽しみである。

大学生のプレゼン後の青山先生の授業では、
「観光」についてが講義の内容。
以下、先生の話で印象的だった部分。

観光には2種類ある(「見に行く」「ビジネス」)。
そのうち行政が取り組むべきは
「ビジネス」に関わる観光である。

観光とは、
その土地の「光(文化・景観)を観に来る」ということだ。
ここにこそ観光産業の本質がある。

     ★

アクティブ度:5211