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10月20日(金)

午前
自治体議会政策学会・研修
 「震災復興の経済負担とこれからの災害への準備」
  林敏彦教授(放送大学)
この研修で注目すべきは、
大規模災害における復興に、
どのくらい経済負担を必要とするのか、
また、その準備のために何をしておけばいいのか、
という点である。

林先生もまた、現地で被災された。
時には法律を守ることと人命との兼ね合いや、
想定していなかった公債費の伸びについて説明した。

復興財政の視点として「税収が減る」ことにも言及。
これは「特別控除」と「人口減少」の2つの理由からなる。

善意の援助が地元の経済を完全に破壊し、
復興を遅らせた点についても触れた。
他地域の業者が来て潤うような援助ではなく、
地元業者が様々な援助を受けて
自立できるようにする配慮が必要とされる。
この点は見過ごすことのできない点だ。
復興はまちの自立までを
視野に入れて行なわねばならない。

震災で壊滅的な打撃を受けた阪神地域に対し、
救済を求めても、国は「個人補償をしない」
という姿勢で態度を頑なにする。
そのため、「復興基金」の仕組みを作り、
民間資金を確保したという話もあった。
この仕組みは今後も応用ができるもので、
「知っておくといい」とアドバイスをいただいた。

午後
同・研修「その時 議会は」
今回の2日間の研修の最大の目的は、
この研修への参加である。

今日、今、この時に大震災が起きたとき、
議員である私は何をすべきなのか。
何ができるのか。議会はどうすべきか。

阪神大震災のときの神戸市議会の動きを、
当時の事務局の係長から説明を受ける。
・地域の情報把握
・議長への情報の一元化
・住民要望のパイプ役
・国への復興資金の要請など
が主な役割だった。

研修に参加した議員は、
勉強熱心で見識ある議員ばかりだ。
この午後の研修の後半は、この参加議員同士で、
議会は被災時にどんなことをするべきか、
議会はどんな準備をしておくか、
といったテーマで議論を行ない、
その内容を発表しあった。
有意義な試みであった。

【政調費】以上の研修参加費3万5000円(2日分)

夕方〜夜新幹線等で三ノ宮〜新大阪〜品川〜表参道
次の予定の会場になるべく早く行くため、
急遽品川で降り、山手線に乗る。
するとそこには満員電車が待っていた。

旭川からの帰途の満員電車に比べれば、
荷物も軽かったし、
そのときの免疫もあったから、
何とか凌ぐことができた。

満員電車の中は、仕事帰りの会社員の方々である。
頭が下がる思いだった。

【政調費】三ノ宮〜表参道の交通費

民権塾
秀征先生の話を伺いに南青山会館に駆けつける。
安部政権のこれまでの評価をしていた。
先生は、歴史認識での安部さんの態度の変更や
中国への訪問については評価し、
しばらく見守るという姿勢を示した。

安部内閣が首相補佐を5名置いたことも
政治が官僚を指導していく姿勢の表れとのことで、
注目しているようだ。

一方で安部総理の進めようとしている「集団的自衛権」。
これについては、現在、片務関係の日米安保が
アメリカとの双務的関係となることは問題だと述べた。
自衛隊がアメリカの戦争の前線に立つことが予想される。
集団的自衛権論者はその覚悟があるのか疑問を呈した。
この問題では民主党の小沢・菅・岡田が
明確に「集団安全保障・国連重視」路線を示しており、
この点では民主党へ期待していた。

安部総理は母方の祖父の岸さんの意向だけではなく、
父である故・晋太郎さん方の
祖父寛さんの意向を汲んだらいいのではないか、
との話があった。
寛氏は戦後、戦前大政翼賛会に
所属しない「非推薦議員」だった。
そのリベラルな言動や活動には、
定評のある方だという。

元都議らとの懇親
専門学校に通う若手を含め懇親。
若い人たちの現状を総合すると、
・何かに追われているような切迫感
・デフレ下の就職困難期の経験から来る刹那感
・会社組織の理不尽な扱い
などで不満がある。

「若者は辛抱が足りない」
と一般的に言われる。
実際にそうである時もあるが、
若者の多くは、むしろ自分で考え悩みながら
生きていることも理解しなければならないと思う。

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