• 「猫の手貸します」

本日から3日間、
教育市民委員会の視察に行く。

■16日(月)
札幌市立資生館小学校
調査事項
・小学校統廃合・資生館設立
・子ども関連施設の概要
・その他特記すべき事項
土井の注目点
都市部の学校に子ども関連複合施設を併設した。
この背景や利点に加え、
学生やその保護者の理解を得にくい
学校の統廃合の経緯や課題を把握したい。

■17日(火)
大雪クリスタルホール
調査事項
・施設概要
・年間の利用状況
・管理・運営
・国際会議場創設の効果など
土井の注目点
当国際会議場は創設後、13年目である。
その効果や運営状況などは、
充分検証されているだろう。
さいたま市は、今後ますます国際化を進めていく。
国際会議場を設置することも、
当然検討されていくこととなる。
大雪の施設の周辺に与える効果などを把握したい。

■18日(水)
科学館「サイパル」
調査事項
・施設概要
・移転の経緯
・管理・運営
・学校での利用状況など
土井の注目点
当施設は、2005年に名称変更され、移転・新築された。
さいたま市内にも宇宙科学館が2つある。
子どもへの教育効果や仕掛けの方法、
施設の老朽化や新設のタイミングなどを把握したい。

     ★

近年、議員の視察については、
国内外問わず、厳しい批判が寄せられている。
私は行政に対する議会の主体性を確立するためにも、
議員は、調査・研究を積極的に行なうべきであり、
必要な視察は必要である、との考えでいる。

視察への批判は、
●視察の報告が充分になされていないこと。
●視察がどのように市政運営に
 活かされたのかが見えないこと。
●そもそも議会が行政に対して、
 すべきことをしていないこと。
この点が源泉にあるように思えてならない。

これまでもできる限り、
真剣に視察に臨んできたつもりだが、
今回、事前に視察先の注目点を明確にし、
できる限り効果のあるものとしたいと考えている。

また、さいたま市議会における視察の扱いについては、
現在、議会運営委員会で議会改革の一項目として、
視察の廃止も含めた議論が行なわれている。
今後あるべき視察の姿を念頭に置き、
検討していきたいと考えている。