昨日(25日)午前〜午後、
決算委員会の審議に出席。
保健福祉関係の審査であり、
無所属の会からは細川議員が質疑に立った。
介護保険や国民健康保険などが題材にあがる中、
私が注目したのは児童福祉と敬老祝い金。
●児童福祉は特に虐待対策。
この一年強の期間、
児童福祉施設の現場を見たことにより、
答弁の内容をリアリティを持って聞くことができた。
現場を見ずして事実はなかなかわからない。
●敬老祝い金
この事業は75歳で1万円、
80才超では5年ごとに2万円を、
「祝い金」として該当者に配布するというもの。
この事業について、
「もっと出すべき」という主張と
「見直しをすべき」という主張、
いろいろあった。
あくまで個人的な意見だが、
私はなるべく早い段階で廃止すべきと考えている。
この事業は「福祉」という位置づけで、
年齢に応じて一律にお金を配布するものである。
しかし、同じ年齢でも裕福な人もいれば、
毎日の生活に困窮する方もいるだろう。
全体で「3億円」に上るこの事業のお金は、
後者の境遇にある人の自立支援にまわすほうが、
よほど福祉の意味合いを濃くするのではないか。
裕福なお年寄りにこのお金を配布することに、
どんな意味があるのだろうか。
「選択と集中」の熱意が問われる事業だ。
市行政が昨年、関係者にアンケートをとったところ、
結果は「見直しもやむをえない」という意見が
過半数を超えたとのこと。
見直しの機運は高まっているようだ。
★
私の出番は28日(木曜日)の建設局関係の審査である。
その準備を進める今日この頃であった。