• 「猫の手貸します」

本日、明大大学院へ。

■「公共政策研究」
笠先生による。
日本の政策立案過程に関する講義。

西欧が政治主導から
政治・行政の協働の立案過程
の方向を向いているのに対し、
日本はこれまで官僚主導的要素が強く、
現在、政治主導を模索している。

■「政策研究Ⅷ-A」
青山先生による。
本日は来週開催される図上訓練の説明会。

現地災害対策本部を擬似的に置き、
そこで様々な状況の変化に対応する訓練を行なう。

昨年の開催同様、
市域の4分の3が埋め立てでできた
「浦安市」での災害を想定し訓練を行なう。

■「自治体条例研究」
村上先生による。
学生による住民基本台帳の閲覧制限条例についての報告。

昨年のさいたま市議会が立案・決定し、
成立した条例を思い出しながら報告を聞いた。

今後、議員による条例の立案も増えることが予想される。
その立案過程に執行機関である行政は
どのように関与していくのか。
新たな課題であるような気がしている。
政治家である議員の責任が
より重くなることは言うまでもない。

     ★

大学院の前期の講義も最終段階を迎えている。
本日も2つの講義の最終回であった。
残るはいくつかのレポート。
熱い夏はまだまだ終わらない。