• 「猫の手貸します」

本日朝の埼玉新聞に興味深い記事が二つ。

「落ちこぼれはつくらない」―フィンランドの試み
学力世界一フィンランドの試みを紹介。

特徴は「中学」に手厚く教員を配置するなど、
予算を多く投入している点。
小学校の平均が25人であるのに対し、
中学は18人だという。
中学になると急に勉強の範囲が広がり、
学力格差が広がりやすいことに対応したものだ。

習熟度別学習は、
「選別につながる」とのことで行なっていない。

授業は「真ん中から上」に向けて行ない、
「上位の子が飽きない」よう配慮している。
ついてこられない子に対しては別にサポート。
補助教員をつけ、特別授業を行なう。

「ネット依存からの脱出」
インターネットの「影」に焦点を当て、
その情報を「批判的」に読み解く力の
必要性を論じている。

情報を批判的に読み解いて
活用する力を育てるメディアリテラシー教育
情報先進国の欧米諸国や韓国学校では
すでに行なわれているそうだ。

なかでも最も進んでいるといわれているのが
カナダのバンクーバー市だそうで、
以下3点について重きを置き教育しているという。
①情報は編集されたもの。
 ありのままの事実であるとは
 限らないとの認識が必要。
②情報は何が事実で、
 どこが誇張されているのか、
 読みこなす力が必要。
③情報を活用する時は、
 真実の部分だけを利用し、
 それを使いこなす表現力が必要。
 
日本ではまだ、
本格的なメディアリテラシー教育は
行なわれていない。

インターネット社会は、
利用者に高度の知識と判断力が要求される」。
この記事では子どもたちが
無防備な状況にいることを危惧している。

インターネットを上手に、
また安全に使用するための方法や情報は、
ネット社会と子どもたち協議会」HP