• 「猫の手貸します」

昨日午後、「第3回南区まちづくりフォーラム」
に招待された。
南区の区民会議が主催で、
南区役所で開催された。

13時〜16時ごろまで行なわれた、
1.まちづくり活動実践例紹介
2.まちづくり提案優秀作品発表

を見せていただいた。

以下、その内容。

1.まちづくり活動実践例紹介
6つの団体がこれまでの活動を発表。

・株式会社ファスターによる防犯活動
・公園で少数からスタートした気功の会の活動
・ヒヤシンスハウス(別所沼公園)の管理
・自治会による自主的な公園づくり〜管理
・祭り「浦和よさこい」南浦和会場の普及活動
・武蔵浦和地区社協の子育て「ぷラッとサロン」

それぞれ熱心に活動している様が見受けられたが、
驚いたのは、かなりの形を作り上げていること。
スタートから他に依存せず、
自分たちで主体的に活動を行なっている。
また、今後に向けて高い目標を掲げている。
(発表者が活き活きとしていました)

太田窪の空き地を手作りで公園に作り変えて、
住民の交流の場をして活用し今に至っている、
という活動については、
公園の管理をすべて自分たちで行なっている、
という特筆すべき側面を興味深く見た。
行政は予算面で協力したと言う。

2.まちづくり提案優秀作品発表
南区区民会議では、
まちづくりの様々な側面からの提案を募集した。

その応募作品の中から事前に7作品に絞られ、
それらを提案者自らプレゼンテーションを行ない、
埼玉大学助教授の岡幸江氏が審査すると言うもの。

・公園の有効利用
・学校施設の開放
・一人ひとりが何かをやること
・文化センターの緑化
・コミュニティーガーデン
・学校施設にたまり場作り
・魅力ある図書館づくり

以上についての発表が行なわれたが、
それぞれパワーポイントを駆使するなど、
本格的で説得力のある発表だった。

特に、最優秀の区民賞を受賞した
「コミュニティーガーデン」については、
住民の立場から、
南浦和の「暗い」イメージを解消するべく
具体的な提案がなされていた。

こうした提案が実際に形になれば、
提案者も、区政参画へのモチベーションが
より高まるだろうし、
今回は参加しなかった区民にも大きな刺激を与え、
区全体の活性化につながるように思う。

改善点はなくはないだろうが、
受賞作品の実現化を試みるなど、
今後も改良を加えて
毎年恒例の行事として継続していくことが
望ましいと考えている。

私が参加したのは、以上である。

●フォーラム全体では、
他にも「フォトコンテスト」
「まちづくり活動の展示」が行なわれ、
同時開催として、
「ほのぼの音楽祭」も行なわれた。

●区民会議は4月に2期目の後半を迎える。

これまでも南区の区民会議の活動には
注目してきたし、
招待された会合には、
なるべく参加させていただいている。

区民会議の委員が企画段階から
自ら主体的に活動している。
行政は支援する立場であり、
区民による区民のための会議として、
任期の残りをより一層充実して行くことを期待したい。

●行政区という観点で見ても、
まだ確定していないが、
各区において「区政方針」を設ける方向性であり、
南区の事業が確実に形になってきている。

南区区民会議HP
南区HP