• 「猫の手貸します」

本日午後、若手市議で構成する
「経済動向研究会」に参加。

場所はさいたま市議会にて、
講師は高柳弘氏(元東洋経済新報社)。

最近の経済動向を様々な角度から解説していただき、
参加者の質疑応答が行なわれた。
以下、主なもの。

ライブドア問題
事件の発端は旧役員の内部告発。
ライブドアの命運は、今後の推移しだい。

法は弁護士、税は税理士、会計は公認会計士、それぞれいるが、
大久保彦左衛門のような総合参謀がいない。
最近急速に伸びた会社にはそうした傾向がある。

景気
9割はいい指標。

長寿景気の理由は、
世界全体で情報通信コストが安くなったこと。
これによりグローバルな環境で貿易が活性化した。

格差は景気がいいから起こる。
いつの時代でも残されてしまう人は出てしまう。

原油価格
証券会社から、
1バレルが「105ドル」という衝撃のレポートが出た。

実際には80-90くらいで推移するだろう。
万が一、こうなっても
日本はかなり省エネ対策をしており、
あまり大きな影響は無いと思われる。

金融界
郵政民営化がかく乱要因で、地銀再編も。
地銀は道州制の動向を注目している。
農協も改革に着手することとなるだろう。

小泉政権の景気に与えた実績
実績はあまりあがっていないが、
道路公団民営化や郵政民営化を通じ、
官を減らすをいう姿勢を示した。
これが経済界に刺激を与えた。

以上。