• 「猫の手貸します」

本日午後、第3回南区まちづくりシンポジウム
『区民会議の役割』に招待され参加した。

主催は南区区民会議。
場所はさいたま市文化センター。

小林総研の小林章氏の基調講演と
ワークショップの2本立て。

小林氏は、
人口減少、少子高齢社会の現実、
ふるさと作りの大切さなどを述べた。

ワークショップでは、
南区・桜区・緑区・岩槻区の
区民会議委員の参加の元、
5つのテーブルに分かれ、
区民会議の役割や反省点などを発表しあった。

私は傍聴させていただいたが、
それぞれの委員が生活の現場で
様々な活動をしており、
その立場からの話が多く、
大変勉強になった。

私が驚いたのは、
行政に課題の解決を要求する形ではなく、
自ら主体的に課題を挙げ、
その解決策を提案していた点だ。

そもそも区民会議は、政令市移行と同時に、
行政主導で作られたもの。

しかし南区区民会議を見る限り、
行政の作ったキャンパスに
委員の手で絵を描き始めているように見える。

本日のシンポジウムにも区職員は参加していたが、
あくまでサポート的立場であり、
自ら何かをすることはない。

いい形で進化・成長していることを確認できた。

今後については、様々な可能性があるだろう。
試行錯誤こそ大切であり、
様々な試みを失敗を恐れずに行なっていただきたい。

★区民会議の現在
区民会議は各区に一つづつある。
委員は約25名ほどで、
各種団体の代表者と公募約5名からなる。

会議は活発に行なわれている。
女性の委員の不足や
地域的に固まる傾向、
区民との交流などに今後の課題はあるが、
4月で4年目を迎え、
各区それぞれのの特色が出てきている。

南区区民会議HP

【政調費】
行きのタクシー代:660円