昨日(21日)夜、さいたま新都心連合大学に参加。
さいたま新都心1号館の講堂で開催された。
本日のテーマは、
「国立大学法人法下における大学運営」で、
講師は埼玉大学学長の田隅三生氏。
さいたま市も埼玉大学との連携で、
すでに教育分野など、
いくつかの事業を行なっているし、
今後も様々な事業を行なっていくだろう。
これを見据え、
埼玉大学の現状を踏まえて
おくために参加したもの。
以下、講演内容の抜粋。
■国立大学法人法で定められる大学運営組織
以下の2つが新設された。
・役員(埼玉大学の場合)…学長・理事4人・監事2人
=企業で言えば「取締役」
・経営協議会…大学の経営において強力な権限を持つ
■大学経営
収入:①運営費交付金+②学生納付金
+③外部資金+④自己収入
①6500万円でているが、今後減っていく。
②授業料+受験料。少子化対応。
④特許をとるケースなど。
会計は企業会計を導入し、
監査法人を雇って監査してもらう。
■教育3原則
・深さ
・広さ
・相互関連性
これらを実現するために、
いくつかのプログラムを行なっている。
実験中であり、
成功するかどうかは、
数年してみないとわからない。
■これまでの国立大学の問題
・大学間の格差
・学問の自由、大学の自治
…大学の変革を遅らせた
■大学改革
H5 改革の動きが強くなっていく。
H10 旧文部省
「競争的環境の中で〜」という言葉。
H13 遠山プラン「国立大学の構造改革の方針」
(小泉内閣発足直後)
H15 国立大学法人化法
H16 法人化された国立大学
法人化したが、その後民営化の話もある。
先は見えない。
投資を増やすことを
要求するも聞いてもらえない。
今、大学に逆風が吹いている。
以上。
【政調費】
参加費:1000円
駐車場代:1000円
ガソリン代:給油時に
2分の一を請求しているが、
ここに含まれる。