昨日(10日)午後、関東若手市議の会・研修に参加。
さいたま市議会・第1委員会室で開催。
若手市議の会は
全国の20〜40代の市議会議員が
党派を超えて所属し、
情報交換や研修などを行なっている。
今回の研修の主催は、
その関東版である。
今回は2部構成。
第1部「情報セキュリティ監査について」
講師:田中浩さん(㈱シマンテック)
第2部「住基台帳の閲覧制限条例」 講師:吉田太さん(さいたま市議会議員)
■第1部「情報セキュリティ監査について」
専門の企業の社員を講師に招き、
情報セキュリティ監査の
基本的な考えについて聞いた。
このブログも含め、
社会のIT化もかなり進んできた。
リスクもそれだけ高くなるということだが、
事件によっては、
被害を受けた人が加害者にもなる、
という点が冒頭に示される。
つまりウィルスに感染すると、
自分のパソコンを発信地として、
他のパソコンにさらにウィルスを
飛び火させるというものだ。
プライバシーポリシーや、
セキュリティの措置をとってはいても、
それがきちんと行なわれているかどうか、
リスクを回避できているかどうかを
監査する必要がある。
既に他市の事例では、
メルマガへの感染の例がある。
全世界からの攻撃に耐えうる
システムの構築は必要とのことであった。
■第2部「住基台帳の閲覧制限条例」
自民党市議団所属の吉田さんより、
条例制定までの過程やその内容などが説明された。
この動きの中心は吉田さんだったこともあり、
事情を熟知している立場からの説明は
非常にわかりやすいものだった、
という印象で隣で見ていた。
参加者からも質問意見が出たが、
これからの複雑多様化した社会の中で、
「やりにくいことは政治の決断」で、
「やりやすいことは行政」で、
という役割分担論も出された。
この件については、
内容や経緯は私のHPでも紹介しているので、
内容については掲載を省略したい。
この後、懇親会で親睦を深めた。