建設水道委員会の視察に参加した。
昨日(27日)は西宮市の水道局の話を聞く。
西宮市では阪神大震災の際、
1146人が死亡した。
震災により大きな災害を被った自治体である。
その西宮市の水道行政が、いかに行なわれたのか、
また、どんな教訓を得たのかを中心に聞いた。
1月17日に発生した阪神大震災。
2月末には応急給水のための措置を終えた。
その2年後の平成9年には、
本格的な復旧を終えたと言う。
教訓とすべき「反省点」について、
西宮市水道局の職員は次のように語る。
・職員が休み無しでやっていると体力が続かなくなる
・情報伝達に工夫が必要だ
・交通遮断で動けなくなる
・応援団体の「泊まる場所」「食料の確保」
・とくに病人への応急給水
・独居老人など生活弱者への対応
(水道局だけでは対応できず、住民の協力が必要)
・トイレ用水の確保
・他のライフライン(ガスなど)を傷つけるなどしてしまう
どこをどう直したかわからなくなる
・応援団体はそれぞれやり方が異なる
・資材置き場を分散させる必要がある
・災害復旧の補助金をもらう際には
写真や黒板など証拠の確保が必要
・倒壊した家屋の解体時には、
水道管も壊れるし、メーターも持っていかれてしまう
・消火用水の確保を