• 「猫の手貸します」
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人と防災未来センターを視察。
阪神大震災を主に、
減災の立場から見学者への啓発をする施設だ。
以前、一度訪問したことがある。
今回は昨年の東日本大震災を経て、
展示の変化や取り組みの変化を
つぶさに目の当たりにすることとなった。
東日本大震災の展示は写真やデータなど充実している。
圧巻は津波資料として実際の高さを体感できるような試み。
「15メートル」と言葉で聞くのと
実際に見上げるのとでは訳が違う。
館内はスタートから何年も経っているにも関わらず、
かなりの人数を集めている。
見たところ小学生、中学生、
高齢の団体、サラリーマン風の方々、
など、様々な層が足を運んでいる。
3回の体験ゾーンでは子どもたちが身を乗り出して
道具類に接している姿が目についた。
さて。
私たちは東日本大震災の衝撃が今だ記憶から消えていない。
しかし阪神大震災を少し忘れかけていることに気がついた。
どちらかと言えば、
我々が直面するのは都市部直下型の震災の可能性である。
とすれば、阪神大震災の教訓こそ、
今一度掘り起こす必要があるのだろう。
都市部の経済ガストップすれば
社会運営の基盤すら失いかねない。
都市部に居住していることに想像力をはたらかせたい。