• 変わらず ブレず 前へ 未来へ。
20120318_130433.jpg 20120318_132259.jpg 20120318_135340.jpg

第12回現代短歌新人賞の表彰式に招かれ出席。
主催はさいたま市。
写真はその表彰式の模様。
先日、この試みは「無駄遣い」だとの指摘の
請願審議をしたばかり。
私は故・大西民子というこの分野の偉人が、
旧大宮時代に残した遺稿にゆかりのある当賞は、
継続すべき、と主張。
議会も一人を除き、
全ての議員により継続すべき、
という意思が示された。
今回の出席は、このような判断をした責任として、
この試みを間近に見ておきたい、というものだ。
正直なところ、現代短歌という世界には疎いが、
多くの参加者を目の当たりにしたことで、
この分野の広い愛好者の存在を知った。
そして、受賞者の言葉が印象に残った。
「震災が起き、文化の力では何もできない、
 といわれたが、私はにとっては、
 独り暮らしの不安な中で短歌に支えられた」(土井要約)
この言葉の主、
第12回現代短歌新人賞受賞者は柳澤美晴氏だった。
作品は『一匙の海』である。
この財政状況で、文化政策は最初に削られる傾向にある。
しかし柳澤氏の実感を伴った真摯な言葉は、
安易な考えに基づいた削減論に待ったをかける。
文化は「心のご飯」であり「心の杖」なのだ。
私も何より行革を進めるべきという「納税者主義」の立場で、
ぎいんかつどうをこころがけているが、
文化を軽視してはならないと考えている。