市民生活委員会視察2日目。石川県立音楽堂。独自に編成しているオーケストラアンサンブルは、今や厳しい目をもつヨーロッパの聴衆たちから支持され、招聘されている。初代監督の故・岩城宏之氏を迎え、プロの楽団にこだわってきたこのアンサンブルの、黒字の運営に驚く。音楽専用のホールの壁は漆が施されているなど、200億の建設費がかかるも、世界有数の音を出すホール。文化政策と、自治体の投資の関係に、示唆を得る視察だった。
土井裕之 さいたま市議会議員(南区選出)