• 「猫の手貸します」

8月6日は原爆の日。
65回目である。
この頃、すでに日本にはいないが、
6日には、心は広島に思いを馳せたい。
また、9日には長崎に。
私のルーツには、
広島がある。
その広島の直面した原子爆弾。
長い時間をかけて現出したまちが、
一つの爆弾で、
一瞬にして平面に。
息絶えた人はまだしも、
皮膚がただれ、傷口にウジの湧く被爆者。
苦しみのうめき声がそこかしこに響く。
その上、今度は放射線による2次被害で、
人権問題も生じた。
この記憶を私たちは忘れてはならない。
核爆弾の廃絶に向けて、
一層の想いを募らせている。