• 「猫の手貸します」

高知県庁を訪問し、「まんが振興」「病院PFI」について視察。まんが振興は、伝統的若手登竜門の「まんが甲子園」に加えて、新規の「まんがコンテンツコンテスト」が行われる。県の仕事はあくまでも支援。漫画家ら専門家による厳しい判定により、人材が発掘される。高知は漫画家を多く排出している。漫画界の第一人者である北沢楽天の生誕地であり、晩年を過ごした地でもあるさいたま市はまんが振興の筋を十分に描けるはずで、高知県の熱心な取り組みは、大いに参考になる。「病院PFI
」。官民の協働の先端だった高知医療センターは、運営会社の「材料費」の甘い見積もりにより、赤字が顕著に、結局、契約を解除し、今は直営である。しかし、今後は更なる運営の民間化も視野に入れている。契約の結び方などでの教訓となる話を得た。