• 「猫の手貸します」

自分はつくづく言葉に生かされている。
そう思うことがしばしばある
政治家ともなれば、
プロフィールに「好きな言葉」を
入れるケースをよく目にする。
しかし、私はどうしても設けられない。
なぜなら。
こうした自分の行動規範となっている言葉や、
自分の人生に大きな示唆を与えてくれた言葉が、
あまりに多く、一つや二つに絞ることができないため、
である。
ただ、そのまま放置していても忘れてしまうので、
時々このブログに記しておきたい。
今回は「人生に余生はない」。
テレビで見た番組で、聞いた言葉。
コミュニティカフェを営む、ある女性。
近所のお年寄りのために奔走している。
その社会貢献活動のきっかけ。
それは、この女性が子宮ガンになったことに起因する。
手術を受け、入院する中で、
同じ境遇におかれ、
次々に命を失っていく人たちを見た。
その時に思い、今も大切にしているのが、
この「人生に余生はない」という言葉だそうだ。
どんな年齢になろうと、
人間には「余生」はない。
すべての人が今を生きている。