• 「猫の手貸します」

漫画。
マンガ。
MANGA。
絵入りの表現作品(定義は難しい…)。
ここではあえてMANGAとする。
最近、漫画家などMANGA関係者と
意見交換をする機会を積極的に持っている。
これは決して個人的趣味を動機としたものではない。
さいたま市を、
MANGAを通じて活性化していこう、
そんなことを念頭に置いて、である。
さいたまとMANGA。
実は深いつながりがある。
漫画会館。
3月末にオープンした盆栽美術館の位置する盆栽村。
ここに「ひっそり」と存在している。
その昔。
北沢楽天、という偉人がいた。
明治時代から昭和の時代に活躍。
「近代漫画の祖」である。
雑誌『東京パック』の風刺漫画であまりに有名。
 明治期に日本に入ってきた
 ”cartoon”と”comic”の訳語として
 『漫画』という言葉を使用したのは、
 北澤楽天が最初
     (ウィキペディアより)
この楽天。
出身地がさいたま市(大宮区)であるばかりでなく、
晩年を過ごしたのもさいたま市なのだ。
実は漫画会館は、
楽天が1955年に亡くなる際に
住んでいた家を改築したものである。
さて。
今や日本の漫画は世界のMANGAとなっている。
そのMANGAの租が出生し、
晩年を過ごした地であるさいたま市は、
漫画を活用して振興する大義名分を持っている。
新興政令市として、
イメージが定まらないといわれる中、
MANGAには大きな可能性が潜んでいると思われる。
私の所属する会派では、
このMANGAについて、
調査を進めている。
その結果を、
いずれ市政に具体的に反映をする段階がくるので、
その際には改めてお伝えしたい。
とにかく。
さいたまには、
いまや世界のMANGAとなっている漫画の、
日本における第一人者が生きていたのである。