近所の雑木林も、都市計画道路の工事の始動のため、木は切り倒され、丸坊主となりブルーシートが被され、または徐々に切り倒されつつある状況です。
この雑木林。通学路でもあり、小学生の頃ここを秘密基地にして友達と遊んだなあ。よく虫を取りに来たし。ヒーローごっこもやっていたし。時にエッチな本の大群が捨てられているなど、子どもにはドキドキのスポットだったのでした。
こうした思い出の詰まった場所が、徐々に変化を遂げていく。道路が出来れば、もともと大谷口という地域は東西の通行が不便で、地元の人は言うまでもなく、さいたま市を東西に移動する人達にとっても便利になるだろう。細い道を通り抜け道路としてスピードを出して通り過ぎる危険な車もいなくなるだろう。
しかし…何とも寂しいものだ。
最近はほとんど通り過ぎるだけだったのに、自分の居場所が失くなるような想いがしてならない。
また一つ、便利さとともに、共通の資本が消えていく。