天下りの全廃と並び、
市長が早々に着手しているのが、
「予算編成過程の公開」がある。
これも困難なことだった。
前市長時代には、
何度となく提言をしたが、
まったく受け入れられなかった。
行政職員としては悩ましいことだろう。
議会の審議後割るまでは、
できる限り予算編成の過程は表には出したくないものだ。
しかし、編成過程が水面下にあることで、
一部議会勢力や既得権益との
過度な利益誘導の構造が温存されてきた。
ここに市長は就任一年目でさっそく着手したこととなる。
今回は
●議会の議決後の公開
●市長査定117事業に限る
という条件付きであるが、
これまでの水面下での編成過程に
一石を投じることは間違いない。
次年度の予算編成からは、
より公開性を高くするために
時期と事業に配慮することを期待している。
各会派予算要望に対する対応状況
…各会派からの次年度予算に盛り込むべき
提案事項が記されており、
これに対する市長(行政)からの回答が記載されている。