本日昼、重度身体障害者施設「コスモス」の開所式に招かれ参加した。この近所のさくら草と同様のデイサービス型の通所施設。重度とは、寝たきりで、ほぼ自力で生活できない障害者のことを指す。
写真は、コスモス外観、山本施設長挨拶、リフト付きトイレ。この施設運営に骨身を削っている山本施設長には本当に頭が下がる思いだ。
保護者代表者の挨拶では、「私たちがいなくなっても安心して生きて行けるよう…」というフレーズが入った。これは度々聞かれる言葉だ。
親達は、時間が経つごとに、子供のことをやがて自分で面倒を見ることが出来なくなってしまう、その時に目の前の子供はどうしたらいいのか、そんな不安を抱えている。
家族の自己犠牲を緩和するため、親の会が出来、そしてさくら草が出来た。そして今回、コスモスが出来た。少しづつ事は進展してきている。しかし親の不安な気持ちは拭えていない。まだ、途上にある話だと、挨拶を聞き再度実感した。。
こうした社会が解決し得ていない課題の、その解決に向けて、少しでも貢献できれば、と思う。