• 「猫の手貸します」

094ede48.jpg本日は所用で都内に出掛けています。その途中、浦和駅東口にて、見た光景。PARCO前のオープンスペースでふれあいコンサートを行っていました。こうした試みが継続的に行われると、やがてはつねに人が集まる場所となるのでしょう。イギリス、ロンドンはコペントガーデン。ここは商店街発祥の地だそうですが、駅前の道路は大道芸人とその芸を一目見ようという人だかり。こんな広場となって人々の集う場となればと思います。

ところでPARCOですが、一時、開店から業績が芳しくないとの報道が相次いでいましたが、先日「信託受益権」なるものを買収。難しい言葉を私なりにかみ砕くと、「売場スペースを自由に組み替えることが出来るようになった」ということです。これまでは地権者は大手銀行、そのスペース利用の権限である信託受益権は、その銀行系の会社が有していました。つまりPARCOは、権限が限定されていた、ということです。

これらの現象。この背景にはPARCOの経営強化策があります。浦和のPARCOは、PARCOの会社の中では売り上げの減収率が、最も低く、いい結果を残しているとのこと。信託受益権を取得するために数百億のお金がかかっており、PARCO側の浦和店にかける本気さが伝わってくるニュースでした。