• 「猫の手貸します」

夜中の3時48分。もちろん民宿で寝ている時間だ。突然。ピンポンパンポーンという連絡事項を知らせる音に続き。「こちらは村役場です。ただ今、レベル1が発令されました。屋外にいるかたは、ガスマスクをして、屋内に避難してください」そんなアナウンスが流れた。おそらく毎日のように、24時間、このような警報のアナウンスが流されるのだろう。

噴火から10年、帰島して5年。気持ちの落ち着く間もないというのが、島民の気持ちではないだろうか。